膀胱頸部硬化症

膀胱頸部硬化症とは?

膀胱頸部硬化症とは、膀胱と尿道をつなぐ膀胱の出口にあたる膀胱頸部(ぼうこうけいぶ)が何らかの原因で硬くなってしまい狭くなり、様々な排尿のトラブルを引き起こす状態を言います。
原因としては、前立腺肥大症前立腺がんなどの手術や放射線治療から数ヶ月経過して合併症として膀胱頸部硬化症が引き起こされることがあります。また、喫煙、肥満、糖尿病、心疾患(心筋梗塞)などが危険因子になりうると言われています。

症状

  • 頻尿
  • おしっこが出づらい
  • おしっこの勢いの低下
  • 残尿感
  • 排尿時の痛み、膀胱の痛み

治療

治療としては、排尿を助けるお薬を用います。また、膀胱頸部の狭まった場所を広げるための処置を行うこともあります。