梅毒
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌に感染することで起こります。性的接触で粘膜や皮膚の小さな傷から感染します。非常にまれなケースですが、食器などの共用や輸血などで感染することもあります。性器や肛門の周辺、口にしこりができたり、全身に発疹(ほっしん)が現れたりしますが、一旦消えるため治ったと勘違いされることもあります。
治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると脳や心臓などの他臓器に重大な病気を起こすことがあります。妊婦さんが感染していれば、赤ちゃんにも感染する可能性が高くなります。また、梅毒はHIVの感染リスクを高める可能性があります。
近年、全国的に梅毒の感染者が非常に増加しています。
血液検査を行い感染しているかチェックします。
ペニシリン系の抗菌薬(抗生物質)を使用し治療します。
定期的に血液検査を行い治ったかどうかを判断します。約1年程度の観察が必要とされております。
画像出典:梅毒の解説 症状や感染経路・検査や治療について│STD研究所
https://www.std-lab.jp/stddatabase/treponema-pallidum.php