亀頭包皮炎

亀頭包皮炎とは?

亀頭包皮炎は、陰茎の亀頭(包皮の内側の部分)および包皮の炎症です。亀頭包皮炎は、細菌や真菌などの感染、性的接触、アレルギー反応、または過剰な清潔法などが原因となります。
症状には、赤みや腫れ、かゆみ、痛み、排尿障害などが含まれます。また、包皮の中に白い垢(あか)や膿(うみ)がたまることがあります。亀頭包皮炎は、放置すると尿道炎、包皮の収縮や亀頭の狭窄、さらには慢性的な感染症を引き起こすことがあるため、早期の治療が重要です。
亀頭包皮炎の治療には、抗菌薬(抗生物質)や抗真菌薬、ステロイド薬が含まれている軟膏の処方や状態が悪い方には内服の抗菌薬(抗生物質)の処方を致します。亀頭包皮炎を予防するためには、適切な衛生管理や避妊具の使用、健康的なライフスタイルの維持が必要です。また、糖尿病は亀頭包皮炎になりやすくなり難治性となるので糖尿病の治療・コントロールも必要となります。